東御日記 vol.6
- city-believe
- 6月17日
- 読了時間: 3分
更新日:6月23日
引き続き、昨年を振り返りの東御日記。わりと地味な作業が続く日々ですが、美味しいワインの裏にはこういう日々の積み重ねがあるんだよなぁと思いながら書いてます。
day16(2024/05/13)
東御に到着!ですが朝からの雨が上がらず、お昼食べてもあたり真っ白・・・

そんなわけでこの日は室内作業day。雨で無理に畑に出ることはしない派のナカジマさん(作り手さんによっては雨でも畑出る方もいらっしゃいます)、とはいえ仕事はたくさん。
瓶詰してあるペティアン(微発泡のワイン)にラベルを貼り出荷できるよう準備をしておきます。
ラベルを貼る前に瓶を1本ずつ拭いて、ラベルを貼って(これは専用の機械)、箱に詰めていく。
単純だけど1本1kgくらいある瓶を出したり入れたり、ちゃっちゃき拭いたりするとなかなかに良いエクササイズでした◎
午後から黙々と作業して1日で700本弱。黙々と作業しすぎて写真ゼロでございます^^;
帰るころには空が良い感じ。良い。

夜は毎週お世話になっている「おみやど」さんにカナダからのゲストが宿泊、ということで夕食を食べながらワイワイ交流。これまでの生活ではなかなか無い時間を過ごしております。
day17(2024/05/14)
今日は良い天気!

朝からワイナリー近くのメルロの畑を作業。
東御のこのあたりは、ワイナリーさんの畑がいくつかの区画に分かれていることが多く(多くは借りている土地とのこと)こっちはメルロ、あっちはカベルネフラン、と区画ごとに品種分かれている場合もあれば、一つの区画にいくつかの品種があることもあって、「何列目からメルロだからそこからよろしく!」と言われますが。。この時期まだ芽ぶいてきたばかりで、見た目では品種ごとの違いが全く分からず度々挙動不審だったことでしょう。。
ワンシーズンを経て、なんとかなんとなくここら辺はメルロ、その隣がフラン、あっちがソーヴィニヨン、、くらいにわかってきた感じでした。遅っ・・^^;
この日はナカジマさんたちが選定したところを私たちで誘引し、残っていた昨年の枝を集めたり、ワイヤーが緩いところを締めたり、と分業で黙々と進んでいきます。
剪定を急がなきゃいけない感じなのか、いつもの黙々にましてさらに黙々。こういう黙々作業好きなんですけどね^^(私手を動かすと口動かせない、口動かすと手が止まるタイプなのです。。)
夜は今宵も宿泊のカナダのゲスト(セバスチャンとファビ、親子で日本を旅行しているとこのこと、素敵~♥)と一緒にお好み焼きパーティー。美味でした。

ちなみに「おみやど」さんでは私たちは自炊してましたが、宿泊予約の際に一緒に予約したら「夕食」「朝食」プランもあり、これがとっても楽しく美味しい♪(BBQや流し素麺もあり、ゲスト宿泊のときは一緒に楽しみました)
宿泊される方は是非~ >おみやどさんのオプションプランはこちら
day18(2024/05/15)
引き続きの誘引作業。
(ひたすら誘引だったんだな、というのが記録にほぼ↑しか書いてないことからうかがえます。。笑)

だいぶ芽が育ってきていて、誘引の時に芽を傷つけないように気を使って作業。慣れてる方は力加減というかポイント押えて早く出来るのでしょうが、このころまだ恐る恐るな感じ。
早い品種だと少しずつ花芽が出てきていました◎

仕立てごとに誘引の形もちがう(どの枝を、とかどの高さに、とか)ので区画ごとに確認しながら作業を進め、このあと枝がどう伸びていくのかな、とか想像しながらの作業でした。
ブドウの樹って、剪定した枝から伸びた芽(枝)にしかブドウの実が成らないんだそうで、だから毎年その年の収穫のことを考えつつ、来年再来年、このブドウをどう育てていくかもイメージしながら剪定・誘引していくんだろうなと感じた日々でした。
ワイン飲んでるだけじゃ知らない世界に興奮の日々が続きます、、!
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