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さっぽろ藤野ワイナリー

更新日:2020年12月17日

kitchenではただいま、「さっぽろ藤野ワイナリー」のワインがお楽しみいただけます。


このワイナリー、実は私megにとって想い出のワイナリーでして、believeのリニューアルの際、最初のワイン発注のとき、リストの中で発見して即確保しました。


とはいえちゃんとご紹介してからお出ししたい・・!と思っておりまして、やっと今回ご紹介&ご提供。

さっぽろ藤野ワイナリーは北海道札幌市南区にあり、丁寧な選果実(ぶどうの実を選定すること)、や酸化防止剤を最小限に抑えること、無濾過であることなど、より自然に寄り添うワイン作りを目指しているワイナリーです。


なぜ想い出の、かといいますと。

2019年10月、秀岳荘さん主催の「BROMPTON Meeting in HOKKAIDO」に参加させていただいた翌日、ひとりこのワイナリーを訪れていたのでした。

当時はこのbelieve kitchenの構想など全く持っていなかったのですが、まさか翌年にこうやって皆様にご紹介することができるとは・・・!



札幌市内中心部から電車とタクシーで向かい、ワイナリーの扉を開けた瞬間フレッシュなぶどうの良い香り!


ちょうどガラスの窓から見える作業場で「選果」の作業中、良い香りの元はここでした。


「選果」とは、収穫したぶどうから、ワイン作りに使用するぶどうの実を選んで分けていく作業なのですが、私も実際に見たのは初めて。全部手作業で丁寧、そして手際が良い。思わず見とれてしまいます。





せっかくなので畑も見せていただきました!

自然に寄り添うワイン造り、ということは畑もやはり自然に寄り添い、除草剤などは使用していないのがわかります。雑草わしゃわしゃ生えてる。この青々しさが気持ち良いです。

ぶどうの実も熟してきていて、葉っぱの色が変わり始めているタイミング。


さっぽろ藤野ワイナリーではこの畑の他、北海道の契約農家さんで丁寧に栽培されたぶどうのみでワイン造りをしています。黒板に生産者の方のお名前まで書いてあるのが良いですな。


そして。

ワイナリーの敷地内にはさっぽろ藤野ワイナリーのワインがお食事と一緒に楽しめるカフェレストランが併設されています。

ぜひともここでワインを!と予定していたのですが、畑でのんびり過ごしすぎてしまい、次の予定(ジンギスカン。。)が迫ってきていたためこの時はあえなく断念。あぁぁ思い出しても残念。

次回訪問の際にはここでしっかり楽しもうと心に決めております。



さて、kitchenでお楽しみいただけるのはただいま4種。

MIKINOHOTORIミューラートゥルガウ2019

アッシジのフランシスコROSSO 2019


こちらの白赤2種は、味わいについてあんまり書いてしまうと面白くない気がするので割愛しますが、どちらもやさしく綺麗で軽やか。それでいてきちんと果実を感じられるバランス感。明るい時間にちょっと一杯、というのにぴったり。


MIKINOHOTORIナチュラルスパークリング2019


発酵の際に出る自然の炭酸ガスをそのまま閉じ込め、味わいの優しさを保つため、一般的なスパークリングワイン作りで行われる「ろ過」や「オリ抜き」を行わずに作られています。

が、なんせシュワシュワ系ですので、迂闊に試飲できません。だれか飲みたいと言ってください。


そしてもう一種、これは私がワイナリーを訪れた際に仕入れた気になる存在です。

QVEVRI 甕ブラン2017


ワイン造りの発祥の地と言われるジョージアでは、クヴェヴリといわれる素焼きの甕(かめ)を用いた伝統的なワイン製法が現在も受け継がれており、このワインはその製法を北海道で再現したもの。果皮や種も入れたまま甕の中で熟成させるので、きれいなオレンジ色をしています。「北海道で育てられたぶどう、北海道の土で造られた器、この地にいる微生物の力、発祥の地に伝わる伝統的な製法。さっぽろ藤野ワイナリーが新たに試みたワインです」とのこと。

抜栓後時間が経つと味わいが変化する可能性もありそうなので、こちらも開けるタイミングを図っております。そんなワイン飲んでみたい、という方、ぜひお声掛けください!

本当はあと何年か寝かせたほうが良いのかもしれない、という考えも頭の片隅にありまして、誰もいらっしゃらなかったら静かに寝かせてその時を待ちましょう。


このワイナリーは、姉妹のお二人が営まれていますが、始まりは「できるだけ農薬を使わずにぶどうを栽培して体に良いワインをつくってみたい」という、今は亡き弟さんの言葉だったとか。

その想いを継ぎ、試練を乗り越え生まれたワインのラベルには、“This wine is three siblings’ dream. (このワインは3人の姉弟の夢である)”と書いてあります。


実際に訪れたワイナリーでも畑でも、ワインそのものにも感じられるナチュラルな優しさをぜひ。




■さっぽろ藤野ワイナリー



■Café&Restaurant Vigne



■秀岳荘さんの「BRONPTON Meeting in HOKKAIDO2019」の様子はこちらから

(秀岳荘 自転車売り場さんのブログです。鹿肉美味しかったな・・・)






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