【たびろぐ】岡山~本島~高松編
- city-believe
- 9月24日
- 読了時間: 8分
kitchen megの旅の記録。長ーいですがごゆるりとお付き合いくださいませ。
今回は「岡山→本島(香川県丸亀市)→高松」です。

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8月某日。ふと思い立ってしまった、来週ちょっと出かけられるのでは・・・!?
とはいえ出費がかさんでいる今日この頃、頼れるのはJREのポイントとANAのマイル。
今回は日頃ため込んでいるANAのマイルをうまく使おうと、「今週のトクたびマイル」をチェック!
ちょうどタイミングで「羽田⇔岡山」がちょっとお得♥
高松の大好きなお店を最終目的地として、ゆるっとコースを組んでみました。
旅の初日月曜日は、午前中は銀行やら午後は美容室(半年ぶり、、😂)の予定が既に入っていたので、羽田18時発のフライト。
東京駅からのリムジンバスには時間が合わず、浜松町経由モノレールで行きます。
自転車を持って空港に行くときはできる限りバスで向かいたいのが本音。バス停まで走って、荷物として預けてしまえばターミナル前まで行けるので、自転車を担いで歩く時間が短く楽ちんなのです。
でも今回はおニューの相棒「BromptonTライン」✨。軽い~楽~~!!これなら乗り換え多くてもそんな苦じゃない。荷物スペースへの上げ下げも気負わずできます。

空港ではスーツケースと同じように受託手荷物として自転車を預けますが、さすがに自動預入機は使えないので有人カウンターへ。
今までは空港でBromptonを預け入れるとサドルバッグなどコミコミで13㎏。それが今回は「8.7㎏」!4㎏以上軽くなっているので、そりゃ楽なはず。

グランドスタッフの皆様も慣れている方が多いようで、普通の荷物を預けるのとほぼ同じくらいの時間で預け入れが完了。
質問を受けるのは「中身は自転車ですか?」「バッテリーなど預入不可のものは入っていませんか?」「横に倒す場合はどちらを上にしますか?」くらいでしょうか。(タイヤの空気については近年私は十中八九聞かれません)

ビュンと岡山桃太郎空港へ。
もうすぐ発車しそうな雰囲気の岡山行のバスに滑り込み。あ、空港の写真とるの忘れました・・^^;
時刻表は予め調べてたけど、おそらく飛行機の遅延に合わせて出発を待ってくれていたようです。(地方の空港バスあるある、ありがたし)
30分ほどで岡山駅着!岡山駅近くのホテルをとったので自走で移動します。

今はどこもかしこもホテルの値段が上がってしまったので、ぷらっと一人自転車旅のときはリーズナブルなゲストハウスやキャビンタイプのお部屋に泊まることも多いのですが、今回宿泊した岡山のホテル、キャビンタイプ1泊5000円とリーズナブルだけど大浴場やドリンクサービスなど普通のホテルのサービスが充実しててとっても良かったです◎岡山に行くときは次もここが良いなと^^
フライト<羽田→岡山、高松→羽田>と宿泊<岡山1泊、高松1泊>しか決めずに動き出したので、美味しいお酒でも飲みながらプランを考えようと、Google Mapとにらめっこ。
ホテルに近くてなるべく美味しそうなところ、、お、よさげなお店がめっちゃ近くにある!
「にこみ瞠る」さん
予約も無しに突撃。ギリギリお席があいててよかった~
めっちゃ良い。お店の皆さんが優しく、お人柄が現れたようなお料理、お酒。
岡山が誇るkotiビールにも出会いました。

いつか買いたいと思っている今宵堂さんの酒器でいただくとより美味しい。気がする。

こちらに伺う為にまた岡山に行きたい、と私が思うお店、個人的嗜好だけの”メグミシュラン”3つ星のお店です。また行きます!ご馳走様でした。
。。。メグミシュランって、普通に漢字変換すると恵酒乱になるんですよ🤣
お店の方に、「島に行くなら犬島が良いですよ~」とおすすめいただいたので、次は犬島に行ってみよう。こうやって土地の方にお話うかがえるのが嬉しいですね◎
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二日目の朝。この日は瀬戸大橋のふもと近く「児島」からフェリーで「本島」に出て、そこからフェリーで丸亀→高松と移動することに。
このルートのほか、宇野港から直島、直島から高松ルート、または瀬戸大橋線で坂出まで出て、沙弥島・瀬居島あたりを行くルートという候補があったのですが、直島は瀬戸内芸術祭で混んでそう(そして一回行ったことがある)、瀬戸大橋線も良いけどフェリーの方が楽しそう、ということで決定!
岡山駅から児島に移動する前に桃太郎像と記念写真。工事のため別場所に移されてました。

児島まではマリンライナー(自由席)で移動。

児島港からフェリーで「本島(ほんじま)」を目指します。
フェリー乗り場は駅からすぐですが、フェリーの時間まで時間があったので近くをちょっぴりサイクリング。海や港が良い感じ。


程よくフェリー乗り場へ。天井にタコ。しばらく気づかなかった~😂


本島行のフェリーは折りたたんで袋に入った状態なら自転車の料金はかからないそうです◎
9時半出航のフェリー、10分前でも全然人がいないのですが・・・💦
結局私と、もう一人のおじい様(本島に住んでそうな感じの方)のみ、ほぼ貸切で出航です。
ちょっぴりレトロ感漂う船内。快適!


瀬戸大橋を間近に(というか瀬戸大橋をくぐって)本島へ。瀬戸内の海は穏やかなので小さな船でも酔うような揺れではありません◎

本島到着!人がいない!!瀬戸内芸術祭の賑わいどこ行った😂

でもこういうあんまり(ぜんぜん)人がいないところ、好きです^^
一周ぐるっと走ると20kmくらい、アップダウンや道の状況はあんまりわからないけどとりあえずスタート!
正直、これと言って本島で目的があったわけではなく、ただ瀬戸大橋に近い島に行ってみよう!くらいのモチベーション。気楽です。
潮の流れが速い本島の周辺で腕利きの船乗りが多く育ったことから、戦国時代には塩飽(しわく)水軍が活躍した島。
信長、秀吉、家康の3人の天下人に重用され、自治を許されていたそうです。江戸時代には海運で栄え、今も歴史情緒あふれる文化財の宝庫と言われています。
そんな歴史に触れることができる役所跡に立ち寄ったり


海で瀬戸大橋を眺めたり。

「幸せの鐘」(Google先生談)なるものを鳴らしてみたり。

道路で蟹にみちを譲ったり。

瀬戸内芸術祭の作品も見に行ったけど、ビフォーアフターの激しさにクスリとしたり。こういう変化も意外と楽しかったりします。
こっちがアフター。今はこんな感じです。

こっちが瀬戸内国際芸術祭のHPに掲載の公式(ビフォー)

江戸時代から戦前にかけて建てられた家屋が建ち並ぶ笠島重要伝統的建造物群保存地区も。タイムスリップしたような街並みです。

海を愛でて写真を撮ってのんびりして、でも暑いからほどほどにお昼休憩!
港に隣接しているHonjima Standさんで港を眺めながらゆっくりランチ。

こちらでは本島でビールを作っている「久福ブルーイング」さんのビールや、丸亀のブルワリー「ミロクビール」さんのビールを取り扱っているので、もう走らないぜ!という方はぜひぐびっといっちゃってください。
久福ブルーイングさんは週末ならTap roomも開いているよう。うう行ってみたい。。
なんせ暑い日だったので、涼しいフェリーの中ではぐっすり、あっという間に丸亀港着です。

丸亀の港からJRの駅までは自転車で10分かからないくらい。でも、こういう絶妙な距離があるとき(そして暑い時)は自転車ですっと移動できるのがありがたい✨

今回丸亀の街はすっ飛ばして高松へ向かいますが、丸亀は日本一高い石垣と、現存する日本最古の木造天守で有名な「丸亀城」や、香川グルメで定番の骨付鳥の有名店「一鶴」さんの本店があったりと、時間があればゆっくりしたいところです◎
特急でびゅんと高松へ。30分かからないのですよ。
高松は夜に行きたいお店がある(むしろ今回の旅の目的地)のでそれまで少しお散歩。

の前に!
汗だくすぎたのでどこか汗を流せるところ、、と探しまして、ちょいと自転車を走らせ銭湯へ。
良い感じであります(´ー`)

こういうとき、Bromptonも普通に駐輪しちゃいます。固定物と一緒に鍵かけておけば私はトラブルにあったことは今までありません◎今回は店前の支柱?を拝借。

ザ・銭湯。熱めのお湯がまた良い感じでございましたよ。
そして今夜のお宿にチェックイン。高松もやっぱりホテルがだいぶ高くなってしまったので、最近はカジュアルなホステルを選ぶことが多いです。多少の当たりはずれがある感は否めませんが、ちゃんと安全に眠れる環境であれば良し。
荷物と自転車を宿において、日が落ちかかった高松港へ。瀬戸内国際芸術祭の夏会期中はベトナムマルシェをやっているということで夕食前にお散歩。
こういう雰囲気好き。



ベトナムのビール「バーバーバー」をいただいて、ちゃっかりお買い物して。

そして高松の夜のお楽しみ、大好きなさかぼてさん。メグミシュラン三つ星。大好き。またきます!

今回も幸せな夜でした(*´ω`*)
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翌日。
午前中の便で帰るのでバス乗り場へ。高松空港へのバスは複数の乗り場がありますが、自転車をお持ちの方は始発の「JRホテルクレメント高松」(高松駅から徒歩1分くらい)からの乗車がおすすめ。
自転車の積み込みも余裕もってできるし、座る席も選べます。
高松空港にはうどん出汁が楽しめる蛇口がありますが、、朝イチはまだ開通してません💦
おとなしくカフェで待機、びゅんと羽田へ。
そういえば今回はうどんゼロの旅になりました。
羽田では自転車はだいたいカウンターのとこに持ってきてもらえますよ^^
この日は午後から別の用事があるのでそそくさと撤収!タイトながらゆったりした良い旅でした◎

そんなこんなな旅、最後までお付き合いありがとうございました◎
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