believe kitchenのワインは、一般に「自然派ワイン」と呼ばれるナチュラルなワイン。
「自然派ワイン」という明確な定義や認証があるわけではないのですが、いわば「限りなく自然に作った(=人の手による操作を極力避けている)ワイン」と捉えるのが良いのかな、と思っています。
自然につくる、人の手による操作をしない、ということは、言い換えれば化学肥料や化学薬品、培養酵母を使わない作り方。ぶどうの皮に付着した天然の酵母の発酵の力、ぶどうそのものが持つ味わいを軸に作るワイン。そんなイメージでしょうか。
以前イタリアのワイナリーを訪れたとき、
「ワインを作るのは子供を産み育てるのと同じ。畑を耕して、ぶどうの木を植えて、最初の3年はワインすら作ることができない。5年くらいでやっと納得できるぶどうが育って、でもそこからワインを作って樽で何年も熟成させる。時間も手間もかかるけど、それが私たちの人生だから、誇りをもって育てているよ」と。そんなお話がとても印象的でした。
自然につくる、というほうが断然手がかかるし、無理にコントロールしない分だけリスクも大きい。当然のことながら天候の影響も大きく受けます。
作り手がそれぞれ持つ信念、表現方法によって唯一無二の個性あるワインが生まれ、それぞれのワインが生まれる背景にはたくさんのストーリーがあって、
だからこそ、ブドウ本来のおいしさや、作られた土地、造り手さんの生き様まで感じることができるから、ワインの味わいや香りはもちろん全部ひっくるめて楽しめる。飲んでて楽しいんです。
だから、kitchenでは、造り手さんが見える、ナチュラルなワインをお出ししてます。
難しく考えず、楽しんでくださいね。
あ、こういう白ワインってあるんだ、とか
面白い香りがするな、とか
こんなおじいちゃんが作ってるんだ、とか
え、生産地のゴリツィアってどこだろう、とか。笑
私も一緒に楽しみますよ♪
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