年末にまた、Muiさんからのコーヒー豆が届いています!
今回は同じ産地から「ロースト」度合い違いで2種、とってみました。
コーヒーは産地や品種だけでなく、ローストの度合いによっても味わいが違ってくるので、ならばkitchenで飲み比べてみましょう、と!
(というか私が飲み比べてみたかったので今回はこのような発注に。。)
ロースト度合が“浅い”、つまりコーヒー豆にあまり火が入っていない状態では、酸味が立ち苦みは控えめになります。焙煎が“深く”なる、つまり火を入れるにつれ酸味が消え苦みやコクが増して行きます。そしてロースト度合いによって、苦みや酸味だけでなく全体的なニュアンスも違ってくるので面白い。普段私もあんまり意識せずコーヒーを飲んでいますが、こうやって意識して飲み比べてみると、それはそれでまた違う世界を楽しめますよ。
浅煎り~深煎りまでその程度は幅広いものですが、kitchenではMuiさんのコーヒーの以下2種のロースト度合いでご案内しています。
■シティロースト
やや深煎り。コクと酸味のバランスが良く、ほのかな苦みも。透明感があるため味や香りの個性がはっきりと感じられます。素材によって最適なポイントが全く違い、それを見極めるには長い経験が必要になる、とのこと。
今回ご用意している”グァテマラ「エル・インヘルト・ウノ農園」”のシティローストは、優しい甘みのなかに少しベリーのような果実感。酸味が立つというより甘さをひきたてるようなおだやかな酸味という印象です。
■フレンチロースト
深煎り。しっかりとしたコクと苦みを感じます。一般的に深煎りと言うと“苦み”と“焦げ感”を強く感じることが多いかと思いますが、Muiさんの深煎りではやわらかな苦みと甘み、濃縮感、長い余韻が続きます。
深煎り深煎りに耐えられる、深煎りならではの個性を発揮するコーヒーはとても希少で、Muiさん曰く「素材、技術、焙煎機の性能の3つが揃ってはじめて作りだせる、Muiでしか体験でない究極の深煎り」。
今回の”グァテマラ「エル・インヘルト・ウノ農園」”のフレンチローストは、しっかりとコクと苦みがありながら、チョコレートのような甘さと滑らかさが楽しめます。
ロースト度合いによってこれだけ表情が異なるのを感じる一方、やはり同じ豆なので飲み比べてみることで共通した特徴も感じられます。
今回で言えば「凝縮された甘み」でしょうか。寒い時期にほっこりといただくのに嬉しいお味です。
せっかくなので同時に飲み比べしてみたい!という方、シティローストとフレンチロースト同時に淹れますので遠慮なくお声掛けくださいね。
そして「コーヒーの酸味が苦手」というお声も耳にしますが、一度はMuiさんのシティローストの優しい酸味をご体感いただきたいなぁと。
さて、今回の豆の産地グァテマラ。
世界地図でさっと指させる方、どのくらいいるのでしょうか。
私は例のごとくGoogle先生に教えてもらいました。笑
Kitchenのカウンターにそのうちさりげなーく地球儀を置きたいと狙っております。
Muiさんのページでグァテマラの農園や製法について丁寧に記載がありますので是非。
■コーヒー豆の産地 >グァテマラ
https://www.mui-motosumi.co.jp/guatemala.html
ロースト度合いの説明も、Muiさんのページを参照させていただきました!
■コーヒーのこと >ロースト度合いで選ぶ
https://www.mui-motosumi.co.jp/SHOP/217660/list.html
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