先日、Muiさんのコーヒー豆が2種届きました。
生産国だけでなく生産農園や品種まできちんとわかっているMuiさんのコーヒー豆。それぞれに異なる味わいを楽しめるので、これはぜひ皆さまにもお伝えしなければ!と常々思っておりました。
毎回、というわけにはいかないかもしれませんが、こちらでご紹介していきますのでお付き合いくださいませ。
エチオピア「イルガチェフェ クレイウォット」(シティロースト:中深煎り)
「イルガチェフェ クレイウォット」。呪文みたいですが、エチオピアの「イルガチェフェ地区」の「クレイウォット集落」で作られたコーヒーです。
コーヒーは栽培だけでなく精製の良し悪しでも品質が大幅に変わるので、Muiさんでは実際に数多くの精製所を見て、高品質なものを作る集落を調査されているとのこと。
クレイウォット集落で作られたコーヒーは、
「桃やかりんのようなフルーティさを感じます。軽すぎずやわらかな飲み心地でとてもクリーン。しっかりとした芯がある味はこの地域ならでは。熟した果実のような心地良い甘みの余韻が長く続きます。(MuiさんHPより)」
本当に、フルーティーでやわらかく、一緒に感じるほのかな酸味が心地よいコーヒー。
紅茶みたいなニュアンスも感じました。
これは、二杯三杯お替りしても疲れない!
私はあんまりペアリングにはこだわらず、飲みたいものと食べたいものを選べばいいじゃない、というざっくりスタンスではあるのですが(笑)、
今お出ししている、アップルパイなどフルーツを使ったお菓子をお選びいただいたお客様にはこちらをお勧めしています。
エチオピアのコーヒー農園について、Muiさんが以下のページで詳しく書いてくださっています。コーヒーの製造工程の様子の写真も多く興味深いのでぜひに。
■コーヒーの産地/エチオピア
https://www.mui-motosumi.co.jp/ethiopia.html
コスタリカ「ジャサル農地」(フレンチロースト:深煎り)
中米屈指の偉大な産地といわれるコスタリカのレオン・コルテス地域、その中でも『ジャサル農地』は最高のコーヒーを作るとのこと。
品種は「カトゥアイ」。コーヒー豆も農産物なので、同じ品種でも生産ロットによってやはり味わいが異なるというから面白いです。
Muiさんによると、
「飲まずとも作りの良さを確信させる上品な香り。
キャラメリゼしたローストアーモンドをビターチョコレートで包んだような甘くほろ苦い香ばしさ。心地よい濃縮感がほどよく舌を刺激します。あとに残る伸びやかなコクがたまりません。(MuiさんHPより)」
豆から挽いて、コーヒー淹れているときの豊かな香りがたまらないのですよ。あぁ幸せ、とにんまりしてしまいます。
しっかりと苦さも感じますが、同時に香ばしさと甘さが広がります。
コーヒーで「コク」とか「甘味」というのは普段なかなか感じられるものではないですが、このコーヒーを表現するのには欠かせないワードだと。
これはもう、カヌレとか、くるみのタルト。
寒くなってきたので、温かいカフェオレとかにしても美味しそう。
お時間少しいただきますが、ご要望があれば承りますよ♪
コスタリカのコーヒー農園についても、Muiさんのページがあります。
■コーヒーの産地/コスタリカ
https://www.mui-motosumi.co.jp/costarica.html
今回ご紹介したコーヒーはMuiさんのホームページで紹介・販売されています。
画像も同じく、ホームページから使用させていただきました。ありがとうございます!
■Mui
https://www.mui-motosumi.co.jp/choice.html
コーヒーは難しく考えず美味しく楽しめればそれが一番と思いますが、こういった背景を知ったうえで味わっていただくと、また違った楽しみ方ができるかと。
今回届いた豆は今回限り。これもまた、一期一会の出会いです。
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